『沈黙の臓器』腎臓をケアとダイエットを両立させよう！

ナインジム深澤です。

皆さんは最近の食生活に自信がありますか？

忙しい日々の中で、栄養バランスを考える余裕がない方も多いのではないでしょうか。

実は、食生活の乱れは腎臓に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

実は肝臓は『沈黙の臓器』とも言われており、肝臓がかなりダメージを受けるまでは自覚症状が現れにくいと言われているからなんです。

その理由としては、片方の肝臓が機能しなくなってももう片方の肝臓が代わりに働くため、障害が進行しても気づきにくいためです。また、慢性腎臓病は、今や日本人の8人に1人がリスクを抱えているといわれているんです。

そこであなたの健康を守るために、腎臓のケアとダイエットを両立させる方法について今から考えてみましょう。

食生活の乱れが腎臓に与える影響

食生活の乱れは、腎臓だけでなく全身の健康に影響を及ぼしますが、特に腎臓はその影響を受けやすい臓器です。

腎臓は血液をろ過し、老廃物や余分な水分を排出する重要な役割を担っています。

食生活が乱れると、次のような問題が生じることがあります。

高塩分食の影響

加工食品や外食には高塩分のものが多く含まれています。

塩分の摂取が多いと、腎臓に負担がかかり、高血圧の原因となります。

高血圧は腎臓病のリスクを高めるため、注意が必要です。

糖分の過剰摂取

甘い飲み物やおやつの摂取が多いと、血糖値が上昇し、糖尿病のリスクが増加します。

糖尿病は慢性腎臓病の主要な原因の一つです。特に、2型糖尿病は腎臓に深刻なダメージを与えることがあります。

動物性脂肪の摂取

肉類や乳製品には動物性脂肪が多く含まれており、過剰に摂取すると血中のコレステロール値が上昇します。これもまた、腎臓への負担を増加させる要因となります。

食物繊維不足の問題

野菜や果物を十分に摂取しないと、食物繊維が不足し、腸内環境が悪化します。

腸内環境の悪化は、全身の健康に悪影響を及ぼし、腎臓にも影響を与えることが知られています。

慢性腎臓病とは何か？

慢性腎臓病（CKD）は、腎臓の機能が徐々に低下していく病気です。

初期段階では自覚症状がほとんどないため「沈黙の臓器」とも呼ばれていますが、放置すると末期腎不全に至る可能性があります。

CKDの主な原因には、糖尿病、高血圧、慢性腎炎などがあります。

慢性腎臓病の症状

CKDの初期には特に目立った症状はありませんが、進行すると以下のような症状が現れることがあります。

・むくみ
・ 貧血
・骨の痛み
・尿の変化（泡立ち、色の変化など）

これらの症状に気づいたときには、すでに腎機能がかなり低下している可能性があります。

8人に1人がリスクを抱える現実

最近の研究によると、日本では8人に1人が慢性腎臓病を抱えていると言われています。

特に中高年層に多く見られ、生活習慣病との関連が強いとされています。

このような現実を受け、食生活の見直しが急務とされています。

腎臓をケアしながらダイエットを両立させる方法

腎臓をケアしつつ、健康的なダイエットを行うためには、以下のポイントに注意しましょう。

バランスの良い食事を心がける

食生活の基本はバランスです。主食、主菜、副菜をバランスよく摂取し、特に野菜や果物を多く取り入れることが重要です。

塩分を控える

1日の塩分摂取量は6g未満が望ましいとされています。

調味料を工夫し、ハーブやスパイスを使うことで味付けを楽しむことができます。

糖分を減らす

甘い飲み物やお菓子を控え、果物やナッツ類をおやつにすることで、健康的なダイエットが可能です。

適度な運動を取り入れる

運動はダイエットだけでなく、腎臓の健康にも寄与します。

有酸素運動や筋力トレーニングを取り入れ、体重を適正範囲に保つことが大切です。

定期的な健康診断を受ける

腎臓の健康状態を把握するためには、定期的な健康診断が重要です。

血液検査や尿検査を通じて、早期発見に努めましょう。

【まとめ】

食生活の乱れは、腎臓に深刻な影響を与える可能性があります。

慢性腎臓病は8人に1人が抱えるリスクがあり、早期の対策が求められます。

腎臓をケアするということは、ダイエット効果にも直結してきます。バランスの良い食事と適度な運動が双方にとって良い効果をもたらします。あなた自身の健康を守るために、今から生活習慣を見直してみませんか？