過食の正体はコレ！

過食がどうしても我慢できずに、夜中に甘いものが無性に食べたくなったり、仕事や人間関係に疲れて爆食いに走ったり、そもそもなぜ自分が過食してしまうのか、その傾向もわからないまま甘いものが無性に食べたくなることって経験ありませんか？

これにより、ダイエットで食べ物を制限したせいで、さらに食べたい欲が勝ってしまい、結局うまくいかないなんてことが起こります。

過食をしてしまう方はきっと心の中ではこう思っているはずです。

・我慢できない自分がイヤ…

・きっと意思が弱いからだ…

・ストレスのせいだから仕方がない…

結論、全て間違えです。

実は過食傾向にある方の体内ではあることが起きているんです！

それによって代謝が滞り、食べたものがうまくエネルギー源として生成されていかなくなるので、体は飢餓状態に陥りたくさん糖分を欲するようになるのです。

スマホのバッテリーで例えると、充電MAXにしといても冬の寒い時期はやたらとバッテリーの減りって早くないですか？

これと一緒で、過食傾向にある人は食べ物をエネルギーに変換するのが苦手で、１００作れるエネルギーを３０しか作れないんですよね。通常よりも多く食べないとエネルギーが作れないため、食欲が沸々と湧くし、作れるエネルギー量が少ないためすぐにバッテリー切れが起きるんです。

この危機をいち早く脳がキャッチして、生命活動を持続させるために食欲をわかせて、自分の意思とは全く関係なく我慢できない仕組みとなっているんです。

これらを解決するには、ただ我慢するとかではなく、しっかり体内でエネルギーを作れる環境を整えることが過食克服の鍵となります。

そこで次回は、栄養学的観点からみる過食を根本的に解決する方法をご紹介したいと思います。