今回は『部分痩せはできない!?』について解説していきます。

 

「お腹の脂肪が気になって…」腹筋を頑張ってみたり、「二の腕を引き締めたくて…」二の腕のトレーニングばかりしている方をフィットネスジムでよく見かけます。

 

これは、YouTube等でも「痩せたいところを筋トレして引き締め効果を出す」といった動画が世に広まっているためかと思いますが、現代のスポーツ医学においてはこのような効果はないとされています。その証拠に、エビデンス(論文)でもいくつか発表されています。

 

トレーニングのメニューを選ぶ際は『目的』に合わせることが大事になってきますが、時に間違った選択をしている方が多いのが現状となります。

痩せたいところを鍛えても効果が薄い!?

腹筋をしたらお腹が引きしまるなどの部分痩せ効果については現段階で科学的根拠はありません。

 

身体を引き締めるためには、体積の多い筋肉を刺激するトレーニングが最も効果的と言われています。

 

体積の多い筋肉とは、ざっくりいくと「太もも」「お尻」「背中」「胸」「肩」が挙げられます。

 

人間の身体の6割は下半身の筋肉と言われておりますので、最も効率よく痩せるためのトレーニングは何なのかと言えば、「太もも」「お尻」を同時に鍛えられる『スクワット』が有効となります。

 

トレーニングは、目的に応じた内容の種目を選ぶ必要がありますが、『お腹やせ=腹筋』という意味ではありませんので注意していきましょう。

運動よりも大事なこと

大きい筋肉を動員させる運動が一番ダイエットには良いですが、やはりダイエットは普段の食事を改善してこそ効果が現れます。

 

その食事のポイントをいくつか紹介していきます。

 

太りやすい炭水化物と痩せやすい炭水化物を知ろう。

炭水化物とは、糖質と食物繊維を合わせた総称です。

炭水化物が多くても、内訳として食物繊維が多ければカロリーも低いです。(例:サツマイモ、雑穀米、玄米など)

 

良質な脂質を摂取しよう

油は悪と捉えがちですが必要不可欠な栄養素です。何から摂るのかが大事であり、お菓子やジャンクフード、スイーツなどに含まれている脂質はトランス脂肪酸と呼ばれる栄養がないのにカロリーが無駄に高いものとなります。

当然栄養はないので、食べた油は脂肪へと蓄えられやすくなります。身体に良い良質な油を摂取することを心がけましょう!(例:魚、種子類、アボカドなど)

 

タンパク質をしっかり摂取しよう

タンパク質は筋肉の分解を防ぐだけでなく、様々な身体のパーツを生成するための貴重な材料になります。また、タンパク質は摂取した約30%は消化させる際に消費カロリーを生み出します。つまり、食べるだけで消費カロリーを稼ぐことにも繋がるため痩せやすくなります。

ただし、摂取する量が多すぎると肝臓や腎臓への負担が大きくなったり、腸内環境を乱す恐れがあるので、摂取量には十分に注意しましょう。

仙台 宮城野区 パーソナルジム

9INE-GYM(ナインジム)
所在地 :〒983-0852宮城県仙台市宮城野区榴岡3丁目11−6
コーポラス島田 B棟 1階4号室

電話 :022-781-5989
営業時間:10:00〜22:00
定休日 :毎週日曜日

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