こんにちは。

パーソナルトレーナーの深澤です。

今回は『健康になりたい』という人が控えるべき食品【牛乳編】について解説していきます。

この記事を読むことによって、ダイエットをより効率よく実施できる他、健康診断の数値が良くなる、健康寿命の増加等のメリットがありますので、是非最後までご覧ください。

乳製品は実はデメリットの方が多い

カルシウムが豊富で骨太になるという理由から「牛乳は体に良い」と昔から言われてきてました。

乳製品とは「牛乳」「ヨーグルト」「チーズ」「バター」等のことですが、ここで「デメリットの方が多い」という理由について詳しく解説していきます。

 

①日本人の約7割は牛乳のエネルギー(糖質)を吸収できない

日本人は牛乳の糖質である乳糖(ラクトース)を分解するために必要な消化酵素であるラクターゼを所持していないといわれており、7割の人はどれだけ摂取しても消化・吸収・代謝が行われないそうです。

 

これにより消化不良で、お腹が張ったり下痢になってしまったりする人が多くいます。

②アレルギー反応を起こしやすい

日本人の食物アレルギーで牛乳は第2位で22.6%となっています。

牛乳のタンパク質の約8割はカゼインでできています。このカゼインがアレルギー反応を起こす原因となっています、カゼインは耐熱性があるため加熱をしてもアレルギー反応は起こしやすさに変わりはありません。

 

そしてカゼインは腸内の壁を(腸壁)をすり抜けて血管内に入りやすいです。血管内ではカゼインは不必要なものですので「異物」と判断されてしまいアレルギー反応を起こします。

 

アトピーや花粉症、精神疾患のある方は症状が悪化する可能性もあるとされています。

③脂質が飽和脂肪酸である

脂質の中でも『質の良い脂質』と『質の悪い脂質』があります。

乳製品(主に牛乳)は不飽和脂肪酸といい、この脂肪酸は体に良い飽和脂肪酸(魚介類等)と比べ、食べ過ぎると動脈硬化などの心血管疾患の原因になるとされている。(バターやチーズも含まれる)

④骨粗鬆率が上がる

ここが今回の一番驚きでもあるところになります。

「カルシウムが豊富だから骨太になる」

 

確かにカルシウム濃度は高いですが、ここが問題点となります。

 

骨はカルシウムだけでなく、その他にもリンやマグネシウムやコラーゲン等も含まれています。

 

カルシウムとマグネシウムの比率として約2:1の割合が体内では理想とされます。

 

これを「カルマグ比」というのですが、このカルマグ比のバランスが体内で崩れると、筋肉や骨、血管などに問題が生じます。

 

牛乳のカルマグ比はだいたい11:1の比率となります。

 

つまり、牛乳を摂取するとカルシウム濃度が高すぎるため、体は恒常性(ホメオスタシス)が働き、バランスを取ろうとして余分なカルシウムを外に排出しようとするのですが、この時カルシウムと一緒にミネラル(リンやマグネシウム)も排出されてしまします。

 

これを『脱灰』と言うのですが、骨密度が低下し骨粗鬆率が高まるという状態になるというわけです。

 

ただし、この問題は賛否両論で確実なものではありません。

 

しかしながら、世界最大の追跡調査と言われている「マクガバンレポート」に次ぐ追跡調査『チャイナプロジェクト』においては、動物性タンパク質を摂れば摂るほど癌になる確率が高まる恐れがあるという報告もあります。その一番の原因が『カゼイン』と言われております。

一方で、大豆などの食物性タンパク質を多く摂取した人たちは、健康で慢性病になりにくい傾向があるそうです。

最後に

ダイエットにおいては飽和脂肪酸(脂質)や乳糖(糖質)によってダイエット効果が薄れてしまい、健康面においては、3大栄養素である「糖質・タンパク質・脂質」の質が良くないという結論に至りました。

先ほどもお伝えしましたが、骨粗鬆症に関しては賛否両論ありますので、確実に言い切れるものではありませんが、どちらにせよ過剰摂取は当然体に悪い結果をもたらしますので、生活を送るうえで少しだけ意識して減らしてみて下さい。

 

継続していただくことでダイエットや健康診断の数値は改善されていくと思います!

 

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