糖質制限とは一体何なの？
原理としては、体の主なエネルギー源である「糖質」をカットし「脂質」を多く摂取することにより腎臓でケトン体が生成され、これを糖質の代わりにエネルギー源とするやり方です。
（脂質を多く摂ることすらやっていない方が圧倒的に多いですし、そもそも主に糖尿病患者に処方される食事療法で血糖値を上げないために行ったりします）
この方法はかなり痩せれると、たちまち人気を読んでいますが
そんな「糖質制限ダイエット」の闇について語ります。
デメリットでしかないのが糖質制限
確かに体重は一時的に落とせますが、糖質制限は最悪「死」に直結することはご存知だろうか？
ハーバード大学の研究では、糖質制限をする人ほど心臓病のリスク増や心臓病で死亡するリスクが高まるという「メタ解析」が出ています。
ちなみに、エビデンスレベルは以下のとおりです（※1）
引用元：一般社団法人 J-MILKさんのサイトから
ご覧の通り、「メタ解析」はエビデンスの中でも最上位の報告です。
さらに、先ほどのハーバード大学の長期研究の報告もここで紹介しときます。
引用元：Siedelmann SB et al.“Dietary carbohydrate intake and
mortality: a prospective cohort study and meta-analysis”
Lancet. 2018;3(9):E419-428
25年の長期にわたって炭水化物の摂取量と病気や死亡率の関係をみた研究報告です。
その結果、
炭水化物が少なすぎても多すぎても死亡リスクが高いという結果が出ました。（※2）
炭水化物のエネルギー割合が５０−５５％の人がもっとも死亡率が低く、４０％未満と７０％以上のいずれかは死亡リスクが高いです。（70%越えの場合、肥満である確率が高いと個人的に予想しています）
健康目的で痩せるダイエット法だと思っていたのに、実は全くの逆で寿命を縮めているなんて本末転倒ですよね。
糖質制限ダイエットの歴史
糖質制限とは、1972年（約50年前）にアメリカで流行っていたダイエット法で、当時のアメリカの11人に1人は糖質制限を取り組んでいたそうです。
元々は、心臓病医のロバート・アトキンスが提唱した「アトキンス・ダイエット」（ローカーボダイエット）が始まりであり、アトキンスがなくなるまで流行していました。
その内容が、糖質を1日に20g以下に抑えて高タンパク・高脂質を取りましょう！というものです。
こちらは、2013年に主流の栄養学者が口を揃えてアトキンスダイエットを猛烈に批判するわけです。
そしてこのダイエット法は『危険』とし、幕を閉じました。
にもかかわらず、2020年頃からいきなり糖質制限が日本で大流行し、スーパーやコンビニの至るところで「糖質カット」「高タンパク」食品が陳列されるようになっているんです。
悪く言えば、食品業界は私たちの健康は無視です。巷で流行り出しているという消費者のニーズに応えるために商品開発をしているだけです。
さらに追い討ちをかけますが、皆さん『マクガバンレポート』って聞いたことありますか？
これは、1977年、アメリカの上院議員ジョージ・マクガバンという人物が政府に提出した。
人類最大の追跡調査
のレポートのことです。
当時のアメリカは心臓病による死亡率が１位であり、このレポートがアメリカ政府に提出されるきっかけとは、アメリカの経済が破綻しかねないほど心臓病に対する医療費が増大し、危機的状況に陥っていたためと言われております。
そしてこのレポートには何が書かれているのかというと、『高タンパク・高脂質・低糖質は癌のリスクが高くなる』高脂質は何となく皆さん理解してるんじゃないかと思うのですが、
高タンパク・低糖質すぎても体に悪いとは知らなかったと思います。
これってまさに今の日本のことですよね。
糖質制限は老化も進行する
様々な病気の引き金となる糖質制限ですが実は女性の敵でもあり、簡単にいうと
老けます
人間って約６０％が水分でできているんですけど、その液体は中性に近い『弱アルカリ性』に保たれています。
ところが、糖質制限をすることによって腎臓の働きが悪くなり、体内では
「アシドーシス」
と呼ばれる酸性に傾いた状態になります。
皆さん、糖質制限中にこのような症状に陥りませんでしたでしょうか？
「疲労感」「倦怠感」「頭がボーッとする」「ずっと眠い」など
これはアシドーシスの症状であり、体が酸性に傾いている証拠です。
そうなるとどうなるかというと、、、
「体臭がキツくなる」「血管が硬くなる（動脈硬化リスク）」「肌や内臓が老化」によってどんどん老ける
これまで散々「糖質制限」についてのデメリットをコレでもかっていうほど言ってきましたが、
寿命を縮め、体臭がキツくなり、老化の進行も加速してまで
糖質制限ダイエットをするんですか？
と言うお話でした。
9INE-GYMではこのような低糖質な食事指導は一切行いません。
健康的な食事管理で脂肪を落とすやり方を指導させていただいております。
現在、無料体験実施中ですので気になる方は是非サイトをチェックしお問合せください！
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（※１）引用元：ちょっと気になる基礎知識「疫学研究」って？https://www.j-milk.jp/knowledge/food-safety/uwasa_ekigaku.html
（※２）参考文献：Siedelmann SB et al.“Dietary carbohydrate intake and
mortality: a prospective cohort study and meta-analysis”
Lancet. 2018;3(9):E419-428
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9INE-GYM（ナインジム）
所在地 ：〒983-0852宮城県仙台市宮城野区榴岡３丁目１１−６
コーポラス島田 Ｂ棟 1階4号室
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営業時間：10：00〜22：00
定休日 ：毎週日曜日
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